メーター級

ロヒツ

2010年04月20日 21:51

前回、前々回と、2回連続で悪天候に見舞われ、久しぶりの出撃となりましたが、昨日SEVENでジギングへと行ってまいりました!

メンバーは、いつもの相棒「S君」と、新入部員の「バス釣りやってました!北山ダムにもよく行ってましたよ!」と豪語する「キタダーマン」です。



さてさて、この日の予報は「曇り。南東の風後やや強く、波高1.5m」。

数字だけみると、全然余裕で楽しめそうです^^


いつものとおり、午前7時に出船。

今回のポイントは、白島の沖合いとのことで、初めての海域になります。

約1時間の航海を経て、釣りを開始したときには、かなりの風が吹いてました…

私たち2人の雨男ぶりには、キタダーマンの晴れ運も勝てなかったようです(笑)




さて、最近のSEVENのブログを見ていると、ヒラスが絶好調の様子で、この日の前日もメーター級が出たそうです。

期待十分でシャクリます。


3流し目くらいだったでしょうか。

この日のファーストヒットはS君。

力でねじ伏せる!といった感じのファイトでゴリ巻いて、姿を見せたのは本命のヒラス!



オフショアデビューのキタダーマンも、この魚を見てテンションマックス!



船長に聞くと、ベイトはイカとのことで、私もロングジグをワンピッチでスローにしゃくると







ドン!!!









今回から、ロッドの限界の7kgのドラグを掛けてますので、「チリッ」ともなりませんでしたが、久しぶりの強烈なファイトは



ほい。ヒラスです。

一昨年の秋、ジギング2度目にしてヒラスを2本獲ってからというもの、何度も掛けては切られを繰り返し、ず~っと釣りたかった魚です。

あ、そうそう。

私が被っている帽子、宮崎県在住の有名なアングラー、友草清一さんプロデュースのキャスケットです^^

販売開始の日に、たまたま友草さんのブログを覗いていて、思わず即バイトしてしまいました^^;







さて、前日までの情報を考えると、まだまだ数も型も出るはず。

3人とも一心不乱にシャクリまくります。



しかし、ここからはS君の独壇場。

少年の頃から、お父さんに連れられてジギング船に乗っていたというS君の技を見せ付けられました。


まるでヤズでも釣るかのように、次々にヒラスを掛けていきます。

彼の使用していたジグは、ジャベリンの120gピンク。

私はスライドアクターの120gピンク。

同じ様なロングジグを、同じようにワンピッチでスローに誘っているのに、この違いはなんなんでしょう…

何かが違うはずなんです。何かが…

結局、納竿までその「何か」はわかりませんでしたが。



中でも圧巻だったのが



このヒラメ。


ヒラスを揚げて、次のフォール後2~3シャクリで食ったので、「よ~釣るな~」と感心していたのですが、水面にその姿が見えたときには、思わず歓声を上げていました(笑)

ん~羨ましい!




このヒラメが上がった後、私のジグにも強烈なバイトが来たんです。

底から15mくらい巻き上げたときでした。(この日は30~40mラインでやってました。)











ど~ん!!!!!













とジグがひったくられた感触とともに、マックスまで絞ったドラグ唸ります!!

脇に挟んだままでファイトしようとしますが、全くハンドルが廻りません!!!




デカ政キター!!(≧▽≦)




たまらず下腹部にロッドエンドを立て、獲物との力比べを始める…と、ファーストランを耐えてしまえば意外と簡単によって来ました…


が、水面に魚影が映ると…でかい!!!!!

パッと見でメータークラス!一瞬船内がどよめきます!






…が次の瞬間、水面には、悪い顔をしたあいつが浮かんでました^^;



鰆君です。

船の上で見たときは、メーターオーバーかと思いましたが、帰宅後の計測では90cmでした。



デカ政が食ったかと思っていたので、少々ガッカリしましたが、これはこれで素晴らしい獲物ですよね。




さて、この日は予報どおり、時間が経つにつれて風が強くなり、風波が立ってきて、正午を回る頃にはかなりの揺れになっていました。

船に弱い私は、途中で気持ち悪くなり、30分ほど爆睡しましたが、何とかリバースせず済みましたよ。

やはり、前日の暴飲暴食と睡眠不足には要注意です。



そんなこんなで、厳しい環境のなかでしたが、良い釣りができました。

特にS君。

彼の技術には脱帽です。

ダントツの竿頭。ヒラス4本にヒラメまでGET。


私はヒラス1本、鰆1本でした。(あえて書きますが、ヒラス1本バラシました^^;)


あ、そうそう、キタダーマンですが、ジギングデビュー戦はほろ苦い結果となってしまいました。

65cmくらいのサイズでしたが、隣でポンポンとヒラスを揚げられ、ヒラメや馬鹿でかい鰆まで目にしたので、テンションは上がりっぱなしだったようですが、初めてのジギングで、しゃくり方もままならず、ノーバイトに終わってしまったようです。

これにめげずに、次回も是非挑戦してもらいたいものですね。


何はともあれ、ナイスヒラメを釣ったS君、自己最長魚を釣った私、ともに心に残る釣行となりました。

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